スポーツでの怪我を防ぐ靴の選び方〜序章〜
こんにちは、赤嶺です。お盆休みも終わり猛暑の日々が続いておりますが、
春に中止が決定した選抜高校野球も交流試合として
高校球児の夢の舞台である甲子園で
バットの快音が響く中継が流れていると
本来の盛り上がりはないにしても
特別な試合である高校野球は
この猛暑に負けないぐらい胸が熱くなります!
さて、野球だけでなく各スポーツも
新型コロナウイルス感染症の影響で
規制・自粛がある中で少しずつですが
活動が盛んになって参りました。
そうなってくると
必然的に起きてくるのが【怪我】です。
スポーツでの怪我だけなく
普段スポーツをやっていない子でも
体育の授業などで怪我をすることも多々あり、
当院にはそういった相談が非常に多いです。
現在、日本各地でジュニアタレント発掘・育成事業が行われ、
将来プロ選手やオリンピックを目指し、
スポーツにおいても英才教育が広まってきた一方で、
新型コロナウイルス感染症による過度な活動自粛が重なり、
自宅でゲームやソーシャルメディアに没頭して
運動しない子どもとの二極化が起きています。
下の図はスポーツ庁が小学5年生と中学2年生を
対象に実施した1週間の合計運動時間を調べたデータの一部です。
驚きなのは中学2年生の女子の約2割が
1週間で運動する時間が合計60分未満ということです。
これは平成30年のデータですので、
今年は新型コロナウイルス感染症の影響を考えると
自粛期間が長く続きましたのでもっと多くなっていると思われます。
日頃からスポーツをする子と
してない子で上記のような二極化が進む中で
体育など運動する時には最低限、
運動靴を選択せれると思いますが、
最近、親御さんから
「どういった靴を選んだらいいですか?」という相談がありました。
・個々の身体に合った靴
・各スポーツに合った靴
・身体の成長を妨げない靴
・パフォーマンスを向上させる靴
これらの要素が安全かつ楽しくスポーツに
取り組むために非常に重要な要素ではありますが、
最近では最新の技術により軽量化や
デザイン性も優れていることもあり、
流行や個人の好き嫌いで靴を
選ぶことも少なくないのではないでしょうか?
成長期のジュニアスポーツ選手が
考慮しなければならない靴に関する要点として
①身体の成長に合わせて、適正サイズが変化する
②競技特性に合わせる必要がある
③パフォーマンスと成長とのバランスを常に心がける
④シューズの使用方法はパフォーマンスに影響する
上記の要点を何回かに分けてご紹介していきますので、
どうぞご参考にされてください!
《参考文献》
田中康仁、笠次良爾:こどものスポーツ外来
文部科学省:全国体力調査で明らかになったこと
スポーツ庁「平成29年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」報告書
和歌山県海南市をはじめ和歌山市、有田市、その他にお住まいの方もケガやお身体の不調や交通事故でお悩みや相談など、ございましたらお気軽に岡本整骨院・鍼灸院へ