単身アメリカ渡米での経験、、、
皆さんこんにちは。今回は整骨院・鍼灸院の現場でのお話しではないのですが、岡本整骨院・鍼灸院院長である私の修行時代のお話をさせて頂きます。 まずこの写真は私が単身アメリカに渡米し、向こうのクリニックでインターンシップの経験を積んでいたとき、当時滞在していた街から一番近かったビーチの写真です。 ここは日本人でも見覚えがあるなーって思った人もいるかもしれません。 レドンドビーチっていうんですけど一時日本でも大流行した海外ドラマ「The OC」のロケ地にもなった場所なんですよ。ドラマのオープニングでも出てくるので興味ある方はレンタルDVDやYouTubeなどで検索してみてはいかがですか。そんな話はさておきインターンシップの話です。鍼灸師としてどれほどの時間修行すれば一人前なのか、日本での鍼灸の法的制度ではインターンがどれほどの時間必要であるかなど細かい制度はありません。それに比べ米国では1000時間の臨床インターンを経てプロとなり、現場に出ても直ぐにプロの治療が出来るというすばらしい教育体制をとっています。どちらがいいかということではなく、今の日本の法的現状をみて当時修行時代の自分がどう動くかということでした。日本では法律や行政、その他の法令も含めてインターンシップ制度は難しい。でも無理なら無理なりに他のやり方でカバーしていかないと現実に患者さんと向かい合った時、しっかりした治療が出来ないとプロとしての責任が果たせない。そういった意味で自分はシニアドクター、鍼灸師の下で1000時間のインターンを終えてから開業することを決めました。そしてインターンシップの集大成として医学、スポーツ共に最先端のアメリカに向かったのです。このインターンシップは自分にとって、鍼灸師や柔道整復師、医療従事者としてはもちろん、人間力を試すいい機会になりました。言語も違う、文化も違う、考え方も違う、そんな環境で自分はやっていけるのか、自分の腕試し、根性試しといったところでしょうか、アメリカに行った時は本当に孤独で、すぐにでも日本に帰りたいと思っていたのですが、向こうのクリニックで師匠と出会い、食事をしようと入ったレストランで友人ができ、休みの日にはビーチを散歩したりカリフォルニアの街を車でドライブしたり、それはそれは有意義な時間でした。 クリニックで師匠の後を追っかけまわし、アシスタントをしながら技を盗み、自分もクリニックで治療をさせてもらい、経験を積み、本当に充実した日々でした。自信を手にし、日本に帰国したときには自分のインターン時間を振り返るとトータル1850時間を超えていました。 先代院長の父が他界してから岡本整骨院・鍼灸院をやむなく休院したわけですが、自分が再開院するときには100%の自信ができてからと決めていました。父にできたことを自分ができないのでは岡本整骨院・鍼灸院の院長として話にならないと自覚し、毎日必死で学び経験を積み、知識、技術を吸収し10箇所以上の医療現場を走りまくった修行時代ですが、気がつけばこんなに多くの時間を費やしてきたんだなーと少し自分を褒めてあげたくなりました。だからといって決して天狗にならず、謙虚な気持ちで自己研鑽に努め日々患者様のため進化して行くことを約束します。 最後まで読んでくださった方長文ご購読ありがとうございました。和歌山県海南市でケガやお身体の不調がございましたら岡本整骨院・鍼灸院までどうぞ。 院長« 美容業界動向調査