病院前救護研修(JPTEC)
やっと梅雨入りしました近畿地方!6月末の梅雨入りは観測史上最も遅い梅雨入りだそうです!
僕の地元沖縄は平年ならもう梅雨明けする頃なので、なんか変な感じがするのは僕だけでしょうか?笑
さて、先週は久しぶりに県外出張で、和歌山から初めての川崎へ
前回に引き続き柔道整復師は外傷(ケガ)、運動器治療のスペシャリストとして、、、
今回はあらゆる現場で起こりうるスポーツ外傷をテーマに柔道整復師に特化した病院前救護JPTEC(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care)という救急隊員をはじめとする 病院前救護に携わる医療従事者に対する病院前外傷教育プログラムに参加しました。
目的はただ一つ【スポーツ現場を安全に】
スポーツ外傷が起こる現場では何が起こるかわかりません。
様々な外力よって発生するスポーツ外傷の現場では、単なる四肢外傷の他に頭部、頸部、胸部、腹部、骨盤帯など命に直接関わるようなものから合併症、後遺症など二次的に重篤な状態になる外傷に出くわす機会も少なからずあります。
【医療従事者(柔整師)として何ができるのか?】
和歌山に来てから恵まれた環境の中で四肢外傷は数々の症例を経験させてもらっていますが、恥ずかしながら病院前救護は自信がありませんでした。
先日、外傷エキスポでも日本屈指の現役スポーツドクターが《外傷は物理現象》《問診で8割は診断》がつくと仰っていましたが、
接(整)骨院に来院されるレベルの負傷であれば、基本的には問診にて患者さんの話を聞くことが可能で、
◆どういった状況だったのか
◆詳しい受傷機転
◆受傷後の状態
どこで、どこが、どのように、どうなって、どうなったを聞く事の大切さを再確認させてもらいました。
しかしながら、スポーツ現場では先述したような重度の外傷患者に対して、意識障害などで状況確認を患者さんの口から情報が得られない場合も想定しなくてはいけません。
現場の状況や身体所見情報を得るしかない限られた状況の中で、最悪の状態を常に念頭に置きながら的確かつ迅速に対応できるかがカギになります。
◆状況確認
◆安全確認
◆初期評価
◆全身評価
これらを2分以内に行い、必要な処置を施し救急隊へ引き継ぐ
改めて柔道整復師として
そして、医療従事者として
外傷治療に向き合うに当たって、
【防ぎ得るものは最大限の努力をする】=リスクヘッジ
スポーツ現場では、それが競技者(受傷者)、救護者、運営サイドがお互いがお互いにwin-winの関係性
JPTEC の e-larning(ネット教材)および ガイドブックでの事前学習と 講師の医師からの貴重な体験談などから 柔整師としての存在価値、使命感、責任感を改めて考えさせられました。
和歌山県海南市をはじめ和歌山市、有田市、その他にお住まいの方もケガやお身体の不調や交通事故でお悩みや相談など、ございましたらお気軽に岡本整骨院・鍼灸院へ