受傷時にできる障害を最小限に抑える方法
こんにちは!箕島です!捻挫や打撲などを受傷した際に行う応急処置、「R I CE処置」ですが一つ一つの処置の意味をご存知ですか?
今回はそれについて説明させていただきます!
R・・・Rest(安静)
文字通り患部に負担がかからないような姿勢をとり患部を安静に保ち、
筋肉や関節の動きを抑えることによって内出血も抑えられます。
ですが、患部の腫れが引くまで放っておいたり、静かにしていたら治るということではありません!
腫れが引いたとしても、靭帯や筋肉の損傷がある場合はキレイに修復されずに治ってしまう事があります。
靭帯や筋肉に傷が残っていると再度怪我を受傷しやすくなったり、痛みがなかなか引かなくなる、
運動パフォーマンスの低下などの症状が出現します!
応急処置の後は医療機関に受診し、必要であれば患部の固定を行い損傷部を適切に処置しましょう!
I・・・Icing(冷却)
怪我による損傷部付近の細胞が壊死してしまったり、患部の内出血、腫れを防ぐために行います。
シップや冷えピタなどは深部の冷却効果はなく、傷がある場合は傷口を覆ってしまうことにより感染源となる可能性があります。
傷がある場合は傷口やその周囲の消毒を行い、絆創膏などで保護をしてからアイシングを行いましょう!
C・・・Compression(圧迫)
患部の内出血や腫れを抑えるため、腫れている箇所を中心に軽い圧迫を加えます。
強く抑えすぎると患部が腫れてきたときに内圧が高まり過ぎてしまい、症状の悪化や血流障害を起こすこともあります。
・圧迫を加えた足先や手先が紫色になっている
・痺れ感が増強してる。
・触った感覚がわかりにくくなっている。
・圧迫していた手足、足先が動かしにくい
上記の症状が出た場合は直ちに圧迫を除去し医療機関に受診してください!
E・・・Elevation(挙上)
腫れの軽減と腫れを素早く引かせるため患部を挙上します。
腫れを抑えるために無理のない程度に患部が心臓より高い位置にくるような姿勢をとることが理想です!
RICE処置を行うことで治癒が促進され、社会復帰やスポーツへの復帰も早める事が可能です!
ですが、
あくまでも応急処置ですので、RICE処置をしたからといって完治するわけではありません!
怪我を受傷した場合はRICE処置を行ない、医療機関での適切な検査や処置を受ける事が大切です!
当院ではスポーツ整形外科でも取り入れられている「怪我」に特化した、L I P U Sという治療機械を設置しており
骨折や捻挫での靭帯損傷、打撲、肉離れの治癒を約40%短縮することができます。
スポーツをしている学生さんや選手では通常の治癒期間よりも早期にスポーツ復帰することが可能となり
怪我により出場が危ぶまれる試合にも出場できる可能性があり、
実際にそういう症例を何件も助手として先生方の横で経験してきました。
怪我を受傷した場合は直ちに医療機関にご相談ください!
和歌山県海南市をはじめ和歌山市、有田市、その他にお住まいの方もケガやお身体の不調や交通事故でお悩みや相談など、ございましたらお気軽に岡本整骨院・鍼灸院へ