解剖研修参加
前回同様、整形外科医師２人に帯同させて頂きタイ マヒドール大学シリラ病院にて行われた解剖研修に参加してきました。
２月９日、海外研修に際して整骨院・鍼灸院を不在にしました。患者様をはじめ皆様には大変ご迷惑をお掛けしましたことお詫びすると共に研修に参加させていただきましたこと心から感謝致します。ありがとうございました。
研修時の写真及び簡単な内容を載せますので是非見て頂ければと思います。
今回は前回の肩関節に引き続き、当院の患者様の中でも不調をよく訴えられる部位“膝関節”と“股関節”を主に解剖を行いました。
膝関節がなぜ痛むのか、なぜ不安定になるのか、なぜ立ち上がるときや階段で痛むのか、どこに水が貯まるのか、何が挟まるのか、どれぐらい関節が曲がらなければならないのか、色々な考察や手術になった場合、また手術無しで治療する際、どこに目を向け照準を合わせて患者様をサポート、ケア、治療すべきか、現在の最新医療技術を２日間に渡り日本の整形外科における権威の医師から学ばせて頂きました。
前回の研修時にも投稿させて頂きましたが整骨院・鍼灸院ではオペはできません。なのになぜ私が解剖研修やオペの見学を重要視するのか、それは身体の中で何が起きているか、どこが症状の原因でどの程度の問題があるのかを普段はレントゲンを使わず体表から判断しなければならないためです。
骨、筋肉、腱、靭帯、脂肪、その他軟部組織、関節、神経の硬さや強さ、脆さ、自分の手で見て触れてこそ理解やイメージできることがあり、医師と共通の感覚を養うこともでき適切な処置が行えます。
立体3Dの身体の中を実際に見て触れることと平面2Dの机上の教科書で身体の中を勉強することでは実際の臨床現場での診察スキルにかなりの差が出ます！
自己満足の処置治療ではなく患者様の為の処置治療を行うことが私、当院、当グループの企業理念、フィロソフィ（哲学）です。
この経験を活かし、当院の患者様にはこれまで以上にもっと良い診察と適切な処置治療を心がけ日々精進させて頂きますので改めましてどうぞ宜敷お願い致します。
和歌山県海南市でケガやお身体の不調や交通事故でお悩みや相談など、ございましたら岡本整骨院・鍼灸院までどうぞ。 岡本整骨院・鍼灸院院長 岡本 啓 http://okamoto-medical-service.com/